徳島文理大,トマト収量を2倍にするLEDライトを開発

徳島文理大学は,トマトの収穫量を2倍にできるLEDライトを開発した(ニュースリリース)。

このLEDライトは月明かり程度の微弱なパルス光を照射することができるもので,この光を夜間に照射すると,糖の転流量が増えて生育が促進される。

今回研究グループが開発したLEDライトは軽量でフレキシブルなため,さまざまな栽培品種に効率よく光照射できる。消費電力は栽培面積100m2あたり10W,1セットで1000m2まで照射可能。

このLEDによる照射を行なった結果,栽培開始から50日目あたりから生育に差が出はじめ,苗木1本あたりの果実数は85日後に2倍になった。さらに,トマトの木の高さは1.5倍になり,糖度は15%向上したという。

開発したLEDライトは,レタスなどの葉物野菜やスジ青ノリなどの藻類でも,トマトと同様の効果がある。また,防水機能があるので屋内外で使用可能。稼働中のLED型植物工場には,電源回路を追加することで高速栽培モードを付加できる。

研究グループは,今後,LEDライトの技術仕様をパートナー企業に移管して,製品化する予定。2019年6月から順次「ハイスピードLEDライト」として出荷していく計画としている。

その他関連ニュース

  • ナイトライド,マイクロUV-LEDの微細化に成功 2021年05月11日
  • パナの星空に優しい照明,岡山県県道に設置 2021年05月10日
  • BRAINの高温多湿地域向け植物工場開発PJが終了 2021年03月26日
  • 日亜,高演色・高効率LEDを発売 2021年03月23日
  • GSアライアンス,白色LED用量子ドット材料を開発 2021年03月18日
  • ローム,1608サイズで2.0cdの白色LEDを開発 2021年03月05日
  • 日亜化学,除菌機能を持つ白色LEDを発売 2021年02月02日
  • スタンレー,紫外製品ブランドを発表 2021年01月26日