新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は,4月25日から27日までの3日間,パシフィコ横浜で開催される光とレーザーの最新技術展示会「OPIE’18」に出展する(ニュースリリース)。
NEDOは同展において,NEDOプロジェクト「高輝度・高効率次世代レーザー技術開発」に参画する23法人の最新の研究開発成果を紹介する。NEDOブースでは,「光が創る,未来を拓く」をテーマに,レーザー光源,レーザー加工機,レーザー加工評価装置などの最先端レーザー加工技術のデモンストレーションや,加工サンプル実物の展示を行なう。
目玉企画として,NEDOプロジェクトの成果を活用し製品化された100W青色半導体レーザー光源を搭載した3Dプリンタと,レーザー加工パラメータ抽出装置のデモンストレーションを行なう。
3Dプリンタが搭載する青色半導体レーザー光源は,出力100Wと輝度1.3×106W/cm2の高出力・高輝度を実現している。従来の青色半導体レーザーでは実現できなかった金や銅などの積層造形を可能とした。
レーザー加工パラメータ抽出装置は,レーザー光の強度とパルス幅を小刻みに変えながらテスト加工を行なうことができる加工装置。迅速に最適なレーザー加工条件を導き出すことを可能としている。
NEDOブース内では,プロジェクトの実施法人が2017年10月に設立した「TACMIコンソーシアム」の活動内容を紹介すると共に,新規入会の会員募集も行なう。