埼玉大学 理工学研究科准教授の吉川洋史氏は日本結晶成長学会第34回論文賞を受賞した(ニュースリリース)。
この賞は,内外の権威ある学術雑誌などに印刷公表された原著研究論文,総合論文および解説等の研究論文の中で,特に結晶成長学の発展に貢献した優れた論文の会員著者(個人又はグループ)に授与されるもの。
受賞題目は「レーザーアブレーションによる結晶成長モードの能動制御と大型タンパク質結晶作製への応用」。受賞理由として,タンパク質結晶を破壊することで大型化するという従来までの考え方を覆す世界初の革新的技術の開発や,タンパク質の大型結晶作製とそれを利用したタンパク質分子構造の解明が促進されることなどが評価された。