フジクラ,ファイバーレーザー出力10kW超を達成

フジクラは,国産ファイバレーザーメーカーとして初めて10kWを超える出力を達成したと発表した(ニュースリリース)。

同社グループは材料加工用光源として市場が拡大しているファイバレーザー事業に取り組んでおり,開発・製造に必要な,光ファイバー関連技術,光半導体技術のほか冷却技術などを一貫して保有している。

今回これらの技術を融合し,従来6kWまでであったファイバレーザーを高出力化し,10kWを超える出力(10.4kW)を達成した。また,10kW出力においても電力からレーザー光への電力変換効率40%(直流供給時)という高い効率も達成した。

今回のファイバーレーザーの高出力化は,励起用半導体レーザーの高出力化,レーザー共振器の高効率化,光学部品の性能向上,光ファイバーの非線形光学効果抑制など,最新の技術開発成果を統合することにより実現した。

同社では,今回開発した技術を材料加工用高出力ファイバーレーザー製品に順次適用し,高付加価値製品の実現を推進するとしている。

キーワード:

関連記事

  • レーザー光学系、正しく理解できていますか? 基礎から学ぶガウシアンビームと光学設計

    オプトロニクス社は、11月10日(火)~12日(木)にパシフィコ横浜で光技術展示会「Photonics Innovation 2026/パワーレーザーPlus 2026」を開催する。その併設セミナーとして、11月11日(…

    2026.10.13
  • 古河電工など、高出力ファイバレーザー技術でPFASの分解効率99.999%以上を達成

    古河電気工業と流機エンジニアリングは、古河電工の「インフラレーザー®」と呼ぶ高出力ファイバレーザーを用いて、有機フッ素化合物PFASを分解する要素技術を開発したと発表した。PFASを吸着した活性炭にレーザー光を照射し、短…

    2026.10.08
  • 芝浦工大、検知・通信・給電・描画を1本のレーザーに統合へ

    芝浦工業大学・教授の新熊亮一氏を中心とする研究チームは、慶應義塾大学・准教授の吉岡健太郎氏らと提案した研究開発課題「四位一体レーザーによる面的能動空間の創出」が、科学技術振興機構(JST)の研究プログラム「CRONOS」…

    2026.10.07
  • セブンシックス、MOPA方式ファイバーレーザー加工機を発売 剥離・接着前処理に対応

    セブンシックスは、ファイバーレーザー加工機「SX-Zシリーズ」の販売を2026年9月1日から開始した。オムロンから承継したレーザー加工関連技術・製品資産を基盤に、同社が培ってきたファイバーレーザー技術やレーザー制御技術を…

    2026.09.02
  • 理研など、次世代2µm固体レーザー向け高効率EUV光発生法を実証

    理化学研究所(理研)や宇都宮大学などの国際共同研究グループは、次世代の先端半導体製造に期待される「2µm固体レーザー」を用いた極端紫外(EUV)光の発生において、複数のレーザーを同時照射する「マルチレーザー照射法」の有効…

    2026.08.27

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア