私たちの生活に身近な製品を取り上げ,その発明から現在の姿に至るまでの変遷と,その中で特許が果たした役割を綿密な調査をもとに綴っています。月刊OPTRONICSでも長く連載が続く人気のコーナーです。

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ブリュースターと万華鏡

ブリュースターと万華鏡

中秋の名月の時期は少し過ぎましたが,今年の10月の満月は27日,21時5分だそうです。満月を鏡に例えたり,水鏡に映る月を愛でたりする風情などは日本特有でしょう…。鏡と言えばいろいろな用途がありますが,遊び心があって“偉大 […]
電球の発明

電球の発明

先の4月号のこぼれ話「黎明期の発光ダイオード」では第4世代の灯りに触れましたが,今回はロウソクなどの灯りを大幅に塗り替えた第2世代の白熱電灯を中心に追ってみましょう。1880年代以降生活に密着してきた電球は米国のトーマス […]
植物工場

植物工場

5月から10月までの期間でイタリア・ミラノ国際博覧会が開催されています。“Feeding The Planet, Energy For Life(地球に食料を,生命にエネルギーを)”のテーマで,148ヶ国・機関などが参加 […]
養蚕技術と光る蚕

養蚕技術と光る蚕

昨年10月から今年2月まで上野の国立科学博物館で「ヒカリ展:光のふしぎ,未知の輝きに迫る!」が開催されていました。ご覧になった方も多いのではないかと思いますが,その中で“光るカイコ”の展示がありました。一方,昨年は富岡製 […]
間宮精一の言葉

間宮精一の言葉

前回はカメラ・オブスキュラなどの話題にも触れましたが,カメラの世界で新たな技術を築き,技術者にも貴重な記録を残した人達がいます。中でも間宮精一(1899−1989)の独創性は群を抜いているように思えます。日本で最初に金銭 […]
イブン・アル・ハイサムという人

イブン・アル・ハイサムという人

国連の定める「国際光年」の解説では,1015年にイブン・アル・ハイサム(965−1040,以下ハイサム)が「光学の書」を発刊したことをはじめ,幾人かの記念年とした業績が上げられています。そこでの他の人達は知っていても,こ […]
黎明期の発光ダイオード

黎明期の発光ダイオード

今年は国連が定める「国際光年」と言うことで,今回は「国際光年」に相応しいテーマを…。“光”と言えば,昨年のノーベル賞受賞で湧いたLEDが思い浮かびますが,その開発歴史をたどると凡そ100年前になります。今回はその初期の頃 […]
バウムクーヘン

バウムクーヘン

3月4日は「バウムクーヘンの日」だそうです。お菓子のユーハイム社が2010年に制定しているそうですが,今回は“今日は何の日”的な話題でいきましょう。 バウムクーヘンはドイツ語で意味する通り,Baum(木)の年輪の形をした […]
大工道具

大工道具

私の家の周りが何故か建築ラッシュのようで毎日あちこちで大工さん達が元気に仕事をしています。少々電動工具の音がうるさい面もありますが,最近はずいぶん機械化されて便利になっています。匠の世界でもありますが,そんな事から今回は […]
100年前の世界

100年前の世界

ミレニアムと言っていた頃から10数年経ちましたが,今から100年前の1915年は,英国で起きた産業革命からほぼ1世紀を経て,第一次世界大戦の真っ只中でもありました。一部の技術は戦争によって発展した…とも言われますが,今回 […]