コーニングの基板ガラス,中国パネルメーカーが採用

米コーニングインコーポレイティッドは,2019年8月22日,中国Chengdu CEC Panda Display Technology(CCPD) が製造する,主に高機能で大型のテレビとモニター向け酸化物TFT液晶ディスプレー(LCD)パネルラインに「Corning® AstraTM Glass」が採用され,CCPDの酸化物液晶パネルのメインディスプレーガラスサプライヤーに選ばれたと発表した(ニュースリリース)。

酸化物パネルメーカーのCCPDは,このガラスをバックプレーン基板として採用した理由について,没入型高性能ディスプレー向け高温酸化物TFT製造プロセスに求められる特性(熱・寸法安定性)を備えているためとしている。

高温酸化物TFT技術を用いることで,パネルメーカーは高解像度を実現できるだけでなく,特にテレビのような大きな製品の場合など,より経済的にパネルを用いることが可能となるという。CCPDの先進の酸化物TFTプロセスは,4K・8Kディスプレーパネルに広く採用されている。

同社は,2019年8月28~30日に台北で開催される「Touch Taiwan 2019」において,このガラスが採用されたディスプレーを紹介する。そのディスプレーは,全てCCPDによってデザインされ,酸化物PAT,スーパーUVA,Cuコネクトも採用しているという。このガラスは2019年5月に発表したもので,同社はCCPDとの協業を進めている。

その他関連ニュース

  • ソニー,直視型LEDディスプレーの新機種を発売 2021年01月28日
  • 筑波大,THz光のガラスでの吸収を関数で再現 2021年01月08日
  • 東工大ら,世界一の構造秩序のガラスを合成・解析 2020年12月25日
  • DNP,タッチレスAR透明浮遊ディスプレーを提供 2020年12月22日
  • 名工大ら,ガラスが準空隙で駆動する謎を解明 2020年12月21日
  • パナ,透明有機ELディスプレーモジュールを発売 2020年11月27日
  • 横国大,異なる表示デバイスで色の見えを同じに 2020年11月26日
  • 東大ら,ガラスの物性を生み出す因子を明示 2020年11月20日