著者:井筒雅之
日本人の身長が伸びていないとの記事がありました(日経電子版、2026/07/03)。18歳の男性と女性、この40年ほどの平均身長の伸びは2cm程度です。別資料(政府統計)では女性156.0cm、男性171.1cmです(2019年)。また、一番背が高い年齢層は22歳前後で、それぞれ159cm、172cmくらいです。ただし、この資料では各年齢の母数が20人くらいで、数値はバラつき気味の印象があります。発掘された人骨から分かったらしいのですが、縄文時代の日本人(男性)の身長は156〜160cm、その後古墳時代には165cmほどに大きくなったそうです。大陸からの人の流入が原因かもとの説を見たことがあります。平安初期にピークに達した後、明治維新が始まるまでだんだん小柄(155cmくらい)になり、その後急激に(10年で1.0cm程度)背が高くなってきました。そして現在(この40年ほど)、身長の伸びはほぼ止まっています(Wikipediaなど)。先の記事では中韓との比較も示されていて、両国人の身長は40年ほど前には日本人より低かったのに、その後順調に伸び、現在では3〜5cmほど背が高くなっています。

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