2024年の流行語大賞にオックスフォード大学出版局は「brain rot」を選んだとのことです(Courrier Japon・2024/12/03)。Brain rot(脳腐り)は「取るに足らないオンラインコンテンツの過剰消費の結果として生じる,精神的または知的状態の劣化」であり,「ソシアルメディアにおける低品質なコンテンツの過剰消費への懸念の表現として,2024年に新たに注目されるようになった」と書かれています(NewSphere・2024/12/07)
我が国でも,年末になるとマスコミなどがその年に流行った流行語を発表していますが,それとは趣が異なり,お祭り気分からの選定ではないようです。このところ,SNSなどのソシアルメディアと選挙運動や偽情報などとの関係が問題になったり,国会でも議論になったりして,ウェブ上を流れるコンテンツがますます深く社会に組み込まれて来たと実感されます。
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