巨大企業の社会的影響力

秋風と共に,物価高が我が身に沁みています。食料品の価格も,じわじわ上がって,筆者のような年金生活者には特にこたえます。給与所得者にとっても,物価の変動を考慮して算出される実質賃金は,この7月は2.5% 減,16ヶ月連続マイナスだったそうです(日経,2023/09/08)。

希望的に観測しても,賃金上昇がインフレに勝るには,まだ暫く時間が必要なようです(年金の増額は望み薄です)。食パンのサイズがちょっと小ぶりになった,とか,袋菓子の中身が1 ヶ少なくなった,など,隠れ値上げ(ステルス値上げ)にもしばしば気付きます。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  

    新規読者登録フォーム

    同じカテゴリの連載記事

    • 大きな政府か,小さな政府か 井筒 雅之 2024年11月10日
    • “大地震予知”につながる電離層観測への期待 井筒 雅之 2024年10月09日
    • 求められる「再生可能エネルギー」 井筒 雅之 2024年09月11日
    • AIの活用とサイバーセキュリティ 井筒 雅之 2024年08月12日
    • 来るべき「スパース社会」に歯止めをかける方策とは 井筒 雅之 2024年07月10日
    • 日本の未来に立ちはだかるエネルギー問題 井筒 雅之 2024年06月11日
    • 光業界に求む,チャレンジ精神 井筒 雅之 2024年05月10日
    • 新たな通信サービスの可能性 井筒 雅之 2024年04月11日