脱炭素社会をどのように実現するかについて,百家争鳴,喧々轟々のようです。5月の連休中には,脱炭素政策・進まぬ議論,との記事が出ていました(日経,2021/05/03)。
その中で,目にする機会が多くなったように感じるのは,水素エネルギーの活用策です。各国が水素覇権を競っている,との記事も掲載されていました(日経, 2021/04/12)。LPGなどから取り出す水素は,低コストで大量に製造できるけれど,二酸化炭素も同時に発生する(グレー水素)ので,CO2の回収,貯留が重要となります(ブルー水素)。
一方,水の電気分解による水素製造は,クリーンだけれど大量に電力を消費します。風力や太陽光など再生可能エネルギーと組み合わせて水素を製造する方法が研究されています(グリーン水素)。
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