トマトの話題


春になると旬の野菜が数多く出回ってきます。野菜の中では果菜類に分類されるトマトは,野菜そのものを食する他に様々な展開がありました。今回はそんなトマトの話題です。

トマトの原産地は南米アンデス高原地帯とされ,メキシコに渡った後に栽培型のトマトが生まれます。チェリートマトと呼ばれるミニトマト程の大きさの祖先種です。1519年にメキシコに上陸したスペインの貴族で探検家のエルナン・コステス(1485 -1547)が持ち帰りますが,当時は良く似た毒性の植物があったなどから食用にはされませんでした。後に,改良によって食用としての栽培が始まり品種も増えてきます。例えば1800年頃の英国では4品種程度だったものが1890年頃には30品種程に増えています。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  

    新規読者登録フォーム

    関連記事

    • 殺菌・除菌・抗菌

      著者:熟成考房舎 鴫原正義 ミクロの世界への挑戦 COVID-19の騒ぎもだいぶ前のことになりましたが、その後もインフルエンザや、百日ぜき、はしかなどの感染症が思わぬ時期に流行を起こし、食中毒などの話題にも事欠きません。…

      2026.08.13
    • サントスの飛行機

      著者:熟成考房舎 鴫原正義 世界初は逃しても、平和主義を貫く 世界初の有人動力飛行は米国のライト兄弟が達成していますが、当時は多くの人たちが飛行へのチャレンジをしては失敗を繰り返していました。一方、ライト兄弟の成功から3…

      2026.06.23
    • コーヒーハウス

      著者:熟成考房舎 鴫原正義 独立戦争やフランス革命までが… ネットワーク社会の現在は、さまざまな形での交流の場を作ることができます。しかし、インターネットのような技術が生まれる前は交流の場も限られていました。18世紀の欧…

      2026.06.11
    • ネガティブ・ケイパビリティ

      著者:熟成考房舎 鴫原正義 答えが見つからないときの忍耐力 近年の各種報告などを見ると、日本の創造力や知財関連の状況はあまり芳しくありませんでした。創造力や創作力をもっと向上させる必要があるでしょう。しかし、改善策はなか…

      2026.04.21
    • 2025年の特許ランキング

      著者:熟成考房舎 鴫原正義 AI関連の躍進目立つ 米国のIFI Claims Patent Servicesが毎年1月に、米国特許商標庁の公開情報を基に前年の特許取得ランキングなどを公開しています。ここでは隔年で取り上げ…

      2026.03.25

    新着ニュース

    人気記事

    編集部おすすめ

    • オプトキャリア