
天然磁石の発見に関しては,古代ギリシアのプラトン(B.C.427-347)が著書『イオン』で“マグネシア地方で発見された”と書いており,ローマ帝国の博物学者ガイウス・プリニウス(A.D.23-79)の著書『博物誌』には“羊飼いのマグネス少年が発見した”と解説しています。諸説あるようですが,何れにしても後に“Magnet”と呼ばれるようになるのです。
一方,B.C.3世紀の古代中国で書かれた『呂氏春秋』などに“慈石”の記述があるそうです。引き寄せられる鉄が慈母に寄り添う赤子のようだとして造られた言葉だそうです。良質の磁石が採れた地域を慈州と呼ぶようになるのですが,他に同名の地域があったことから石偏の“磁州”になり,“慈石”は“磁石”と書くようになったとか…。
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