IoTらしいアプリケーションは通信を使う(前編)

●IoTのシステムは2つの要素から成り立つ

ICT_1506_07

IoT(Internet of Things)を構成するものは大きく分けて「計測・制御」と「通信」だ。この「計測・制御」については,これまで多くの開発経験がある読者の方がほとんどだろう。そしてIoTの多くのシステムでは,これに加えて遠隔地との通信を行うのだが,この通信は現在ではインターネットを介し,ほとんど「TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)」によって行われる。

ボードコンピュータにはこのTCP/IPのプロトコルで通信を行うための通信ポートが最初から付属しているのが当たり前になっている。通常の通信用のハードウエア(LANの接続口)は,イーサネットと呼ばれるハードウエアである。

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