キーサイト,テラヘルツ帯の試験サービスを提供

米キーサイト・テクノロジーズは,日本国内の電波法に対応する110GHzから330GHzまでのテラヘルツ帯確認試験サービスの提供を開始すると発表した(会社HP)。

大容量・高速通信に対応するために,6Gでは100GHzを超えるテラヘルツ帯周波数を使用した通信が検討されており,国内外で研究開発が進められ始めている。

しかし,ユーザーが使用するテラヘルツ帯周波数の測定器等は,同社をはじめとする指定較正機関での較正を行なうことができなかった。総務省は,Beyond5G/6Gの研究開発を支援するために,電波法における高周波数帯の利用に関する特例措置を制定した。

同社が業界初となるテラヘルツ帯電波法対応確認試験サービスの提供を開始することで,ユーザーは特例措置を利用する際に必要な測定器等の補正値の試験データおよび証明書を入手できる。

これにより,ユーザーは電波法に則ったテラヘルツ帯周波数の利用手続きを簡素化し,研究開発を加速できるとしている。

キーワード:

関連記事

  • 東ソー、AIデータセンター向けプラスチック光ファイバを工業化

    東ソーは、共同研究先の慶應義塾大学と連携して提案した「プラスチック光ファイバの大容量化・高密度化技術に関する研究開発プロジェクト」が、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の「革新的情報通信技術(Beyond 5G…

    2026.06.04
  • 徳島大と岐阜大、420GHz超で初の100Gb/s級無線通信を実証

    徳島大学と岐阜大学工学部の研究グループは、光ファイバー接続マイクロ光コムを用いたテラヘルツ波生成と多値変調技術を組み合わせたマイクロ光コム駆動型テラヘルツ通信システムを開発した(ニュースリリース)。 次世代移動通信システ…

    2026.05.22
  • 東北大、単層シリコン基板で6G向けテラヘルツ光スイッチを実証

    東北大学大学院工学研究科・教授の金森義明氏らの研究グループは、次世代の6G通信への応用が期待されるテラヘルツ帯で動作する光スイッチの開発に成功した(ニュースリリース)。このデバイスは、微小な機械構造を駆動するMEMS技術…

    2026.05.08
  • NTT、超薄の透過型液晶メタサーフェスデバイスを開発

    NTTは、世界最薄とする3.5μmの透過型液晶メタサーフェスデバイスを開発し、透過電波の方向や集光位置の可変制御を実証したと発表した(ニュースリリース)。 現在、6Gにおける多様なユースケースを支える超高速無線通信の実現…

    2026.03.30
  • 東北大、三次元バルクメタマテリアルによるテラヘルツレンズを開発 

    東北大学の研究グループは、シリコン微粒子を樹脂中に分散させた三次元バルクメタマテリアルを用いて、レンズの形状を変えることなく焦点距離が制御できるテラヘルツレンズを開発した(ニュースリリース)。 テラヘルツ波は電波と光の中…

    2026.03.23

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア