オリンパス,ソニー,ソニー・オリンパスメディカルソリューションズは,新たに医療分野に関する協業契約を締結したと発表した(ニュースリリース)。
オリンパスは,2012年9月にソニーと業務提携契約を締結し,医療事業に関する合弁会社であるソニー・オリンパスメディカルソリューションズを設立した。
この業務提携において3社は,医療の発展への貢献を目指し,オリンパスが有する医療機器開発における知見,レンズ・光学技術,医療機器製造・開発力及びブランド力と,ソニーが有するデジタルイメージング技術をはじめとした幅広い技術を組み合わせ新たな製品開発に取り組んできた。
これまでに,3社協業で3つの製品を開発してきたが,今回3社協業のさらなる拡大を目指し,協業関係を強化する契約を締結した。
従来の協業範囲である4K以上の解像度技術,3D機能などを有する外科用内視鏡及びその関連システムに加え,消化器呼吸器内視鏡分野においても協業を実施する。オリンパスのデジタルイメージング技術を強化するとともに,3社の最先端技術を融合した,画期的な次世代内視鏡システムの製品開発を行ない,早期提供を目指す。
オリンパスは,同社による次世代内視鏡システムの製品開発を目的として,ソニーから次世代内視鏡システム向けイメージングプラットフォーム開発のために必要となる技術及びノウハウの提供を受けるとともに,ソニー・オリンパスメディカルソリューションズに対して当該開発の一部を委託するとしている。