レーザーテック,高輝度EUVプラズマ光源を開発

レーザーテックは,高輝度EUVプラズマ光源「URASHIMA」を新たに開発したと発表した(ニュースリリース)。

同社では,2019年に世界初となるアクティニックEUVパターンマスク欠陥検査装置「ACTIS A150」をリリースしている。

この製品は先端半導体デバイス用のマスク製造プロセスやマスク運用において既に不可欠な装置として,世界中のマスクショップやウェハファブへの導入が進んでいるという。

新製品の光源は,高速回転する液体状のSnにレーザーを照射してEUV光を発生させるLPP方式を採用した。ACTISの光学系に最適化した設計によってペリクルへの入熱を最小限に抑えることで,ペリクルの劣化を防止しながらペリクル付きマスクの高輝度照明による高感度検査を可能にしたとする。

Snを使ったEUV光源では,デブリの抑制が重要な課題のひとつ。この製品では,同社が独自に開発したデブリミチゲーションシステムを用いることで,マスクがデブリで汚染されることのないデブリフリーのEUV光源を実現した。さらに照明光学系のコンタミネーションも抑制し,従来を上回る生産性を実現しているという。

同社は今後,アクティニックEUVパターンマスク欠陥検査装置「ACTIS シリーズ」にこの光源の適用を進め,さらなる性能向上に努めていくとしている。

キーワード:

関連記事

  • 大同特殊鋼、赤外・赤色の高出力点光源LED素子を開発

    大同特殊鋼は、世界最高レベルの光出力を有した赤外(発光波長940nm)・赤色(発光波長650nm)の高出力点光源LED素子を開発した。また、同開発品を透明樹脂で封止した表面実装部品(SMD)も併せて開発した(ニュースリリ…

    2026.04.02
  • QDレーザ、本社を横浜市戸塚区へ移転

    QDレーザは、本社を横浜市戸塚区へ移転し、2026年4月13日より新本社での業務を開始する。これに伴い、代表電話番号およびFAX番号も変更となる。なお、各担当者のメールアドレスに変更はないとしている。今回の移転により、同…

    2026.03.12
  • 東大、遠赤色光の照射タイミング制御により植物工場レタスの収量と品質を両立する新手法を開発

    東京大学大学院農学生命科学研究科の矢守航准教授らの研究グループは、植物工場におけるサニーレタス栽培において、遠赤色光(Far-Red light: FR)を照射するタイミングを制御することで、「収量」と「品質」を同時に向…

    2026.03.10
  • OKIエンジニアリング、室内環境を再現する白色LED耐光劣化試験サービスを開始

    OKIグループで信頼性評価や環境保全の技術サービスを展開する沖エンジニアリング(OEG)は、白色LED光源を用いて材料や製品の耐光劣化を再現する「耐光劣化試験サービス」を2026年3月10日より開始する(ニュースリリース…

    2026.03.10
  • オキサイド、量子コンピュータ向け紫外レーザー光源の販売を開始

    オキサイドは、量子コンピュータ向け紫外レーザー光源の販売を開始した(ニュースリリース)。新製品は波長302nmの紫外レーザ光源で、Yb原子を用いる中性原子型量子コンピュータにおいて、Rydberg状態の生成に用いられる中…

    2026.03.10

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア