ams OSRAM,ヘッドライト/画像投影LED発売

ams OSRAMは,完全にアダプティブでダイナミックなヘッドライト機能と画像投影を可能にする,新しいタイプのインテリジェントなマルチピクセルLED,「EVIYOS2.0」を発表した(ニュースリリース)。

この製品は,ハイビームモードで前方の道路の一部を選択的に照らし,他の道路利用者が感じる眩しさを発生させることなく,ドライバーの視界を最大限に確保することができる。

このチップに搭載されたピクセルピッチ40µmの個別制御可能な25,600個のモノリシックのマイクロLEDチップアレイとして製造されており,これにより画素間における極めて高い色と輝度の均一性を実現している。また,エミッター部分とそれらLEDの動作を個別に制御するドライバで構成されている。

この配光可変型ヘッドライトシステムでは,マルチピクセルのヘッドライトがレンズ付きのヘッドライトモジュールに搭載され,車両前方をスキャンするインテリジェントカメラと組み合わされる。

これにより,このヘッドライトはハイビームモードでドライバーの視界を最大限に確保しながら,他の道路利用者への眩しさを回避するために十分な数のLEDを動的に消灯することができる。また,LEDの動的な個別制御により,カーブに沿ってヘッドライトを正確に照射し,ドライバーの前方視界を広げることもできる。

さらに,路面に高解像度の画像を投影することもでき,例えばドライバーや他の道路利用者に向けて警告マークを表示したり,障害物を通過する際にドライバーをガイドしたりすることができる。

この製品を使用することで,従来のヘッドライトでは見えない,あるいは一部が見えにくい危険に対してドライバーが反応する時間をより長くできるため,路上での安全性が飛躍的に向上する。また,優れた視界により,ドライバーの夜間走行品質を一変させ,夜間運転の利便性や安全性を高めるとしている。

これまで,自動車の安全装備の多くは,車内のドライバーと同乗者の安全を守るために設計されてきた。この製品はさらに一歩先まで踏み込んでいる。夜間に路面に画像を投影する機能を通じ,ドライバーだけでなく,車両周囲の他の車両や歩行者などに対しても新たな手段で情報を伝達することができる。

例えば,この製品を搭載したヘッドライトは,路面に雪の結晶のマークを投影して凍結や滑りやすい状況を警告し,危険に対する意識を高め,事故のリスクを低減するとしている。

同社は,この製品は,最も高精度に制御可能な前照灯システムを実現し,自動車業界において新しい価値を創造する重要な役割を果たすとしている。

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