ローム,VCSEL/IC一体型小型近接センサを開発

ロームは,ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなどウェアラブル機器を中心に,着脱検知や近接検知を必要とする幅広いアプリケーションに向けて,2.0mm×1.0mmサイズの小型近接センサ「RPR-0720」を開発したと発表した(ニュースリリース)。サンプル価格は300円/個(税抜)。

近年,IoT機器の普及に伴い,重要な役割を担うセンサデバイスには小型化や高機能化が求められている。同社は,発光素子と受光素子をワンパッケージ化した近接センサをラインアップしており,その応用力の高さからモバイル機器から産業機器まで,幅広いアプリケーションで多くの採用が進んでいるとしている。

特にウェアラブル機器では,高機能化による部品点数増加やデザイン性向上に対応可能な小型センサデバイスの要望が高まっているため,VCSELとセンサICを一体にした小型近接センサを開発した。この製品は,2023年7月より量産を開始しているという。

この製品の主なアプリケーションは以下のとおり。
・ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、ゲーム機コントローラ、VRヘッドセットなどでの着脱検知
・プリンタ、コピー機、シュレッダーなどOA機器での紙検知
・電子タバコのカートリッジ装着検知、液体検知
・スマートフォンやノートパソコンなど各種状態検知

また,この製品を評価できる評価ボード「RPR-0720-EVK」も提供している。

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