ローム,車載向けRGBチップLEDを開発

ロームは,メーターやCID(Center Information Display)など車室内の機能・状態表示用インジケータや,足元,ドアハンドルなどの装飾照明に最適な,車載インテリア向けRGBチップLED「SMLVN6RGBFU」を開発したと発表した(ニュースリリース)。サンプル価格は500円/個(税抜)。

近年,自動車の電子化,高機能化が進んでおり,自動速度制御や車間検知,白線検知など,さまざまな運転支援機能が導入されている。このような各種機能が動作している状態をメーター部などのインジケータで表示するため,多彩な色が表現できるRGBチップLEDの需要が高まっており,また,RGBチップLEDを用いた装飾照明で車室内空間の快適性や高級感を演出したいというニーズも増えているという。

一般的にRGBチップLEDを狙いの色に発光させるためには,搭載されている赤・緑・青(RGB)それぞれの素子の色や明るさを細かく制御する技術と,混色性を高める技術が必要となる。同社は,強みである素子の製造段階から作りこみを行なう一貫生産体制により,一般品と比べ素子の色ばらつきを抑えることに成功したとしている。

加えて,RGBチップLEDに生じやすい混色による色ばらつきを素子の混色制御技術によって低減し,車載インテリアなどで求められる正確な色表現にも貢献。また,同社が要求仕様に合わせて提供する色度シミュレーションシステムを用いることで,色の合わせ込みを細かく対応できるサポートも行なうとしている。

この製品は,2023年2月より当面月産30万個の体制で量産を開始しているという。

この製品の主なアプリケーションは以下のとおり。
・機能・状態表示用インジケータ:メーター,CID,ナビオーディオ,ヒーターコントロールなど
・装飾照明:足元照明,ルーフ照明,ドアハンドル照明,カップホルダ照明など

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