東北大学と古河電気工業は4月1日,連携拠点「古河電工×東北大学 フォトニクス融合共創研究拠点」を東北大学電気通信研究所に設置したと発表した(ニュースリリース)。
これまで東北大学と古河電工は,様々な分野で共同研究を実施し,優れた成果を上げてきた。今回,分野を横断した総合的技術融合・技術創出を一層推進するため,東北大学の「共創研究所」制度を活用し,学内に連携拠点を設置致した。
この連携では,古河電工のコア技術である「メタル」「ポリマー」「フォトニクス」「高周波」について,高度化していく情報社会基盤に不可欠なフォトニクス分野を基軸として,東北大学の関連部局と横断的に連携・融合を図ることにより,新たな発想で革新的な萌芽技術の創出,および高度な専門人材の育成を行なうという。
古河電工からは,社員1名が東北大学特任教員として勤務し,最新の技術開発動向の調査や,東北大学による研究成果の情報収集,並びに技術の融合による社会課題解決に資する研究テーマの創出,共同研究の推進等を行ない,古河電工が実施する今後の各施策へと反映していくとしている。