アナログ・デバイセズ,高分解iToFモジュール発表

米アナログ・デバイセズは,業界初の3D深度検出および視覚システム向け高分解能,工業用品質の間接タイム・オブ・フライト(iToF)モジュールの新製品「ADTF3175」を発表した(ニュースリリース)。米国での販売価格197ドル(1,000個以上)。

この製品は,カメラやセンサーが3D空間を1MP分解能で捉えることを可能にし,工業用オートメーションからロジスティックス,ヘルスケア,拡張現実(AR)に至るまで,広範囲のマシン・ビジョン・アプリケーションで利用可能な±3mmという非常に高精度なiToF技術を提供するというもの。

3D検出や視覚システムに内蔵可能な,スケーラブルで,キャリブレーション済みの深度システムとなっており,高い専門性が必要な光学系の設計や電気機械的な統合といった課題への対応を不要とし,複雑なセンサー設計プロセスの簡易化によって,市場投入までの時間短縮に貢献するという。

またこの製品は,一連の環境設定で動作するように特別に設計されており,LiDARや3D検出アプリケーション向けVCSELアレーのプロバイダーであるLumentum Operations LLCの最新式トリプル・ジャンクションVCSEL技術を活用することで,広範囲の照明条件での検出が可能だとする。

光学系,レーザー・ダイオード,およびドライバを備えた赤外線発光源と,レンズおよび光バンドパス・フィルタを備えた受信経路を備え,キャリブレーションおよびファームウェア保存用のフラッシュ・メモリと,ローカル電源を生成するための電圧レギュレータも内蔵。長距離および短距離用に最適化された数種類の動作モードがあらかじめプログラムされているという。

さらに,システム実装のためのオープンソースのリファレンス・デザイン,必要なドライバ,深度処理機能へのアクセスが付属し,最終製品でクラス1のアイ・セーフティ認定を取得する方法についてのガイダンスも提供している。

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