パナの星空に優しい照明,岡山県県道に設置

パナソニック ライフソリューションズ社は,同社の「光害対策型 道路灯(高出力タイプ)」が光害問題に取り組む米NPO団体である国際ダークスカイ協会(IDA)による「星空に優しい照明(Dark Sky Friendly Lighting)」の認証を取得したことを発表した(ニュースリリース)。

この道路灯7台が,星空保護区の認定を目指す岡山県井原市美星町内の県道沿い等に採用され,3月中旬に取り換えられたという。

美星町観光協会からの要望で開発した同社製の光害対策型のLED防犯灯・LED道路灯は,2020年1月に国内で初めて「星空に優しい照明」に認証されている。今回,県道等に設置するための開発要望があり,幅広い明るさタイプを品ぞろえする道路灯「VARDEE+(バーディプラス)」を改良し,追加で「星空に優しい照明」の認証を取得したとしている。

この認証は,主に,グレア(眩しさ)を必要最小限に抑えつつ,星空を見えにくくする上方への光の漏れが一切ないこと(上方光束比0%),青色光が少ない電球色となる3000K(ケルビン)以下の色温度であることが求められるとし,同社の製品は,上方への光の漏れを抑制した上方光束比0%で,色温度は2700K。

同社は,美星町観光協会に2020年9月「IDA認証防犯灯」を納品し,2021年3月中旬には美星町内約400台の防犯灯の取り換え工事が完了している。その後,さらに井原市美星支所,美星公民館,美星幼稚園・小学校・中学校,星の郷観光センターなど美星町内の公共施設67ケ所の屋外照明器具約340台も光害の少ないものに交換されたという(うち48台はIDA認証防犯灯)。

その後,岡山県井原市は2021年4月28日に星空保護区の申請手続きを完了し,2021年秋頃の認定を目指しているという。認定されれば,星空保護区としては日本で3番目,星空保護区コミュニティ部門としてはアジア初となる見込み。

同社は,3000K以下の色温度による温かみのある光で,落ち着いた夜の景観を演出し,人の暮らしと星空が共存するまちづくりへ貢献していくとしている。

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