ドコモ,開発中のウェアラブルディスプレーを公開

NTTドコモは,開発を進めている「軽量ディスプレイグラス」の試作機を公開する(ニュースリリース)。

この試作機は,グラス型ウエアラブルデバイス。USB Type-C 端子搭載,DisplayPort Alternate Mode対応のAndroidスマートフォンなどと,デバイスに付属のケーブルを接続するだけで,スマートフォンなどのコンテンツを大画面(4m先を見た場合に約100インチ相当)で楽しむことができる。

長時間の着用が可能な世界最軽量クラスとなる約49gの軽量性と,眼鏡のように気軽に着脱でき,折り畳んでコンパクトに持ち運べる高い利便性を実現した。日常で使えるグラス型デバイスとして,ミニマルなデザインとなっているという。

ディスプレーはフルHD(1,920×1,080)のOLEDパネルを採用。シースルー構造となっていて,装着時も周囲の状況を確認しながら自分だけの画面で仕事をしたり,動画を視聴しながら両手を使った作業をしたりすることができる。

デザインと透過度の異なる3種類のフロントアタッチメントをワンタッチで交換でき,シチュエーションやコンテンツに応じて簡便に使い分けられるという。

同社はこの試作機を,2021年2月4日(木)~2月7日(日)まで,同社の最新技術を紹介するイベント「docomo Open HouseTM 2021」で紹介するとしている。

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