SEMI,シリコン出荷面積は順調に回復と発表

米SEMIは,2020年10月13日(米国時間),半導体向けシリコンウエハー出荷面積の年次予測を発表した(ニュースリリース)。

これによると,2020年の出荷面積は,前年比2.4%の成長となり,2021年には過去最高を記録し,その後2年間の継続的な成長が見込まれるという。

今年のシリコンウエハー出荷面積は,地政学的緊張,世界的な半導体サプライチェーンのシフト,新型コロナウイルス感染拡大の影響にもかかわらず,回復が進んでいるという。

新型コロナウイルスの感染拡大が加速させたデジタル化により,企業およびそのサービス提供方法が世界中で様変わりしており,この成長は2023年まで継続すると予測している。

■2020年シリコン出荷面積予測(百万平方インチ)

  実績 予測
  2018 2019 2020 2021 2022  2023
出荷面積
(百万平方インチ)
12,541 11,677 11,957 12,554 13,220 13,761
年成長率 8.0%  -6.9% 2.4% 5.0% 5.3% 4.1%

※電子グレードシリコンウエハー(ノンポリッシュドウェーハは含まない)
※太陽電池用のシリコンは含まない

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