アストロン,高速応答光検出器を発売

アストロンは,伊LaserPointの「BLINK FR高速応答光検出器」の販売を開始した(製品ページ)。

独自のテクノロジーに基づき開発されたこの製品は,広スペクトル帯域,高出力密度対応で,自然応答時間90ms(標準)を実現しているという。

一般にフォトダイオードセンサーは応答波長域が狭く,1ns未満のパルスに応答できるが,数ミリワットのレーザー出力にしか耐えることができない。一方,サーモパイル検出器は本質的に低速で1秒から数十秒の自然な応答時間だが,広いスペクトル帯域で比較的高いレーザー出力にも対応することができるという。この製品は,両者の利点を併せ持つとしている。

この製品の主な特長は以下のとおり。
・最大平均パワー:50W
・最小パワー:30mW
・雑音透過パワー(NEP):15mW
・自然応答時間(0-90%):Typ.90ms(最小50ms–最大120ms)
・受光サイズ:16x16mm
・空間的均一性:±3%
・吸収体スペクトル範囲:0.2-25µm
・較正スペクトル範囲:0.25-1.1µm;10.6µm

キーワード:

関連記事

  • ホットキャリアを利用した新原理の光電変換イメージ

    NTT、黒リン光検出器で260GHzの超高速応答を実証

    NTTは、二次元半導体材料の黒リンを用いた光検出器で、光を吸収した直後の高エネルギーの「ホットキャリア」を、エネルギーが失われる前に電極へ取り出す新しい光電変換を実証した(ニュースリリース)。独自のオンチップTHz 電流…

    2026.10.23
  • ノーベル賞のIceCube、忘れてならない千葉大チームの貢献

    2026年10月6日、2026年のノーベル物理学賞に、米ウィスコンシン大学マディソン校のフランシス・ハルツェン教授が選ばれた。授賞理由は「IceCube(アイスキューブ)ニュートリノ観測所への決定的な貢献と宇宙起源の高エ…

    2026.10.08
  • 浜松ホトニクス、Yaqumoなど3社が先端光学システムの共同開発で日本・デンマーク政府と連携

    浜松ホトニクス、Yaqumoなど3社が先端光学システムの共同開発で日本・デンマーク政府と連携

    浜松ホトニクスは2026年6月4日、同社子会社のNKT PhotonicsおよびYaqumoとの間で、量子コンピュータの産業化に向けた先端光学システムに関する覚書(MoU)を締結した(ニュースリリース)。この合意は、日本…

    2026.06.09
  • 東大、超高速光検出器アレイをワンチップに集積した小型受信器を実証

    東京大学の研究グループは、光学メタサーフェスと超高速光検出器を一つのチップに集積した多機能光受信器の実証に成功した(ニュースリリース)。 光学メタサーフェスは、光の波長よりも小さな構造体(メタアトム)を高密度に平面上に配…

    2025.12.02
  • PRIMES Japan,フォーカストラッカーを発売

    PRIMES Japanは,正確なフォーカス位置とプロセスヘッド固有のフォーカスシフトを,迅速,簡単,費用対効果の高い方法で決定する「FocusTracker FT」の販売を開始した(会社HP)。 バッテリや電気モータ加…

    2023.02.13

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア