santecは,75dBの広いダイナミックレンジを持つパワーメータモジュール「MPM-215」を発表した(ニュースリリース)。11月1日より発売を開始する。
この製品は,従来比1.5倍の広いダイナミックレンジ測定を実現。レンジ切り換えすることなくダイナミックレンジ75dBの測定が可能となっている。また,この製品と波長可変光源「TSLシリーズ」を組合せて構築するSwept Test Systemにおいて,1回の掃引で70dB以上のダイナミックレンジ測定が可能。
そのため,従来製品「MPM-211」では,2回の掃引が必要であった50dB以上の光コンポーネントを評価する際に,従来製品に対して1/2の時間で測定可能になる。
測定ダイナミックレンジの性能を大きく向上したことにより,光コンポーネントの生産現場,R&D,基礎研究など様々なアプリケーションで最適なツールとなっているという。メインフレームは,従来製品「MPM-210」をそのまま利用できるとしている。