紫光技研,家庭用プラズマオゾン発生装置を発売


紫光技研は,独自技術のプラズマ発光方式水銀フリー紫外線面光源「UV-SHiPLA(UVシプラ)」の新シリーズとして,小型で軽量なプラズマオゾン発生装置「オゾン缶『はこべ』」を発売した(ニュースリリース)。価格は25,000円(税別)。

同社はこれまでプラズマテレビ技術を紫外線発生に応用した紫外線デバイスの開発を続けてきた。この製品は,真空紫外線を応用した安全性の高い小型の家庭用オゾン発生装置で,新型コロナウイルス対策への貢献を目的としているという。

一般家庭用として安全性を最優先にし,オゾン発生量を適正に制御。部屋に据え置きするだけでなく,適正な箱(プラスチック容器)と組み合わせることにより,箱の中に高いオゾン濃度を発生させ,マスクやスマホなどに付着した新型コロナウイルスや大腸菌,その他の菌やウイルスなどを殺菌できるとしている。

高さ12cm×直径8cm,重さは240gとコンパクトで可搬しやすいデザインを採用。部屋全体をはじめ,くつ箱,バスルームやトイレ,クローゼットの除菌消臭を使用用途として想定している。

その他関連ニュース

  • 産総研ら,半導体のプラズマ加工ダメージを定量評価 2024年08月29日
  • 公大,光濃縮技術により正確なウイルス計測を可能に 2024年06月28日
  • 理研ら,波長228nmの遠紫外LEDで高効率動作を実現 2024年06月20日
  • 名大ら,高速カメラによるプラズマ計測手法を開発 2024年05月07日
  • 豊田合成,最高級出力(200mW)UV-C LEDを開発
    豊田合成,最高級出力(200mW)UV-C LEDを開発 2024年04月22日
  • 工学院ら,190~220nmで発光するUVランプを開発 2024年03月18日
  • 旭化成ら,深紫外LEDで車両の空気殺菌する実証開始 2024年02月27日
  • 産総研ら,ウミホタルの発光で迅速にウィルス検出 2024年01月18日