NSG,抗ウイルスガラス開発で英の助成金獲得

日本板硝子(NSG)は,同社グループ研究開発部門の抗ウイルスガラス開発プロジェクトが,英国のイノベーション産業助成機関「イノベート UK」主催の「新型コロナウイルス感染症緊急対応イノベーション基金」の公募に参加し,助成金を獲得したことを発表した(ニュースリリース)。

現在進行中の抗ウイルスガラス開発プロジェクトは,同社グループで開発した特殊なコーティングにより,ガラス表面に付着したウイルス量を低減させる製品の開発を行なっている。特に抗ウイルス機能として新型コロナウイルスに関する評価試験を進めている。

同社によると,現時点では,このような特性を持つ抗ウイルスコーティングガラス製品はなく,抗ウイルスの評価試験が成功し,現在開発中の製品が完成すれば,建物,公共交通機関,接触する物体の表面やバリアなど,高耐久で抗ウイルス機能を持つ製品をすぐに使用できるようになるとしている。

なおイノベートUK とは,英国政府のイノベーション産業助成機関で,イノベーション推進機関「UK リサーチ・イノベーション(UKRI)」の部門の一つ。イノベートUKでは,現在,COVID-19に関する研究助成を行なっている。 Get funding for ideas that address COVID-19

その他関連ニュース

  • 日本電気硝子,ガラスセラミックスコア基板を開発 2024年06月05日
  • 早大ら,ガラス構造にある規則性の構造抽出に成功 2024年05月15日
  • 豊田合成,最高級出力(200mW)UV-C LEDを開発
    豊田合成,最高級出力(200mW)UV-C LEDを開発 2024年04月22日
  • NIMSら,ガラスセラミックスへの変化を放射光観測 2024年04月19日
  • 東大,ガラスとゲルのエージング現象の違いを解明 2024年04月16日
  • 工学院ら,190~220nmで発光するUVランプを開発 2024年03月18日
  • 旭化成ら,深紫外LEDで車両の空気殺菌する実証開始 2024年02月27日
  • オハラ,光学ガラスがSLIMの航法カメラに採用 2024年01月23日