ヨコモリ電池屋コーポレーションは,誤差±0.3と高精度の「サーマル体表温測定システム」の販売を開始した(会社HP)。
新型コロナウイルス感染の世界的広がりにより,工場,空港,公共施設,ホテルなどの施設では,サーマルカメラ(熱検知カメラ)で利用者の体温測定をするケースが増えている。この製品は,体表温測定カメラ内に恒温ターゲットを設置することで,誤差を±0.3℃に抑えることができ,無意識レベルの微熱症状も検知が可能になるという。
体表温の映像をライブ確認できるだけでなく,設定体温を超える人を見つけた際に自動でキャプチャ画像やメールを送ることができるため,管理者の作業を軽減できる。また,AI顔判別機能を導入しており,自動で個人の識別も行なうこともできるという。短時間で検知するため,待ち時間も軽減できるとしている。