2020年4月22日～24日，パシフィコ横浜で開催を予定していた光技術総合展示会「OPIE’20」は，3月19日に発表された新型コロナ感染症対策専門家会議の提言を受け，やむなく中止の運びとなった。一方，2年前より開催してきた「オンライン展示会」はこうした影響も無く，予定通り開催した（画像はイメージ）。

このオンライン展示会は，OPIE出展社が展示製品をWEB上でも紹介できるサービスで，「リアルとバーチャルのハイブリッド化」を狙ったもの。出展各社はブースを模した専用ページにおいて製品写真および製品情報をスライドショー形式で紹介しており，気になる製品があれば，フォームにて簡単に質問や資料請求をすることができる。

リアルの展示会に対して，来場者は時間的，空間的制約を受けずにアクセスでき，狙った種類の製品をまとめて見ることができる。出展社も最小限の人数でブース運営ができるなど，双方にとって合理的な営業活動が可能となるため，リモートワーク時代における営業ツールとして期待が高い。

今回のオンライン展示会はまだ会期が始まったばかりのため，製品を展示準備中の企業も多少見受けられるが，今後情報は随時アップデートされていく。また，新たな機能の実装も予定しており，新時代の展示会として相応しい内容となる。今後，OPTRONICS社の展示会はオンライン展示会との併催により，新たな価値の創造に挑んでいく。

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