HOYAと日本ライトハウスは共同で,昨年12月以降,対象となった盲学校に「HOYAMW10 HiKARI」の贈呈式を開催してきたが,2020年1月9日の大阪府立大阪南視覚支援学校を最後として全12校への贈呈式を完了した(ニュースリリース)。
HOYAは,2019年8月2日~10月31日の期間において実施された,日本ライトハウスが発起人となっているクラウドファンディング「盲学校の生徒に星空を。暗闇で見える暗所視支援眼鏡を届けたい。」プロジェクトに協賛した。
日本ライトハウスは,クラウドファンディング・システムを利用することにより,同期間において300万円を目標とした寄付金を集めることを目指していたが,その結果,目標を大きく上回る348万円(達成率116%)の寄付が集まった。
HOYAは,プロジェクトの成功を受けて,日本ライトハウスと協議し,当初予定であった10校に更に2校加えて,合計12校の盲学校に,暗所視支援眼鏡「HOYA MW10 HiKARI」を特別価格にて協賛することを決定した。
日本ライトハウスは,これから社会で活躍する生徒達の可能性を支援するため,暗所視支援眼鏡を全国の盲学校へくまなく届けたいとし,視覚障がいについての理解促進や啓発に寄与できるよう,これからも様々なサービスや啓発活動を行ない,視覚障がい者の方が様々なことにチャレンジできる環境の土台づくりを目指し,さらに今後もこの寄贈プロジェクトは継続していきたいという。またHOYAも今後も日本ライトハウスによる寄贈プロジェクトを支援していくとしている。