エドモンド・オプティクス・ジャパンは,「近赤外(NIR)用精密非球面レンズ」と「TECHSPEC®LSシリーズ ラインスキャンレンズ」の販売を開始した(ニュースリリース)。
「近赤外(NIR)用精密非球面レンズ」は,球面収差を取り除くよう設計・最適化されている。CNC加工により研磨され,NIRスペクトルに対して高精度のパフォーマンスを実現するという。ビーム形状を維持する必要のあるアプリケーション向けの低開口数(NA)デザインと,集光アプリケーション用の高開口数(NA)デザインをラインナップしている。
「TECHSPEC®LSシリーズ ラインスキャンレンズ」は,画素サイズ5μmの82mm長16kラインスキャンカメラや62.5mm長12kラインスキャンカメラ用にデザインされている。低ディストーション設計で,同軸落射照明用もしくはエリアスキャンセンサー用に使用できる。
絞りはF2.9からF22まで調節でき,絞り位置も固定可能。V溝マウントを用いることで調整やアライメントも容易だとしている。画像全体にわたり均一かつ高解像力な性能を持ち,電子部品,フラットパネルディスプレー,半導体ウエハー検査などの用途に適しているという。