イーエムアイ・ラボは,レーザー測量・各種計測用のドローン「EMI-AR1100」の発売を開始した(会社HP)。
測量や土木分野,地形調査の場において,UAV(無人航空機)レーザー計測の需要は高まりつつある。このドローンは3kg程度のレーザー計測機を装着し,約20分間の飛行が可能だという。
自動航行のシステムもあり,飛行ルートや速度,高度を事前に設定しておくことで,効率よく作業を進めることが可能。工具なしでプロペラは取り外しができ,アームは簡単に折りたためるためコンパクトに収納でき,輸送時も広いスペースを必要としない。
スキッド部分は送信機の操作で上げ下ろしができることから操作性が高く,レーザー計測で得られるデータ量も増える。レーザースキャナー以外にも赤外線カメラなど,さまざまな機器を搭載することができ,カスタマイズも可能だとしている。