パイオニアは,自動運転関連事業を担うスマート&オートノマスモビリティ事業グループの事業活動を承継する新会社「パイオニア スマートセンシングイノベーションズ」を新設分割により10月1日付で設立した(ニュースリリース)。社長には高木晴彦氏が就任する。
新会社は,資本金100百万円(パイオニア100%),業務内容は光学装置,電子装置,機械,ソフトウェア,器具の企画,研究,開発,製造,制作および販売。3D-LiDARセンサーを核としたセンシング技術を軸に,パイオニアグループの自動運転関連事業をさらに推進していくとしている。
パイオニアは,2020年以降の本格的な量産を目指し,MEMSミラー方式の3D-LiDARセンサーの開発を進めている。同社は,昨年より2018年モデルを提供するとともに,3D-LiDARセンサーを活用した「物体認識アルゴリズム」および「自車位置推定アルゴリズム」の開発を行なっている。