santecは,高出力化を実現させた廉価版波長可変光源「TSL-350」を発表した(ニュースリリース)。受注開始は2019年10月1日,価格は200万円から。
この製品は,レーザー共振器を最適化し,連続(CW)発振でピークパワー16dBm以上(全域13dBm以上)と,従来比2倍の高出力を実現する。
またこの製品は,同社の「TSL-550」の廉価版モデルにあたり,1260-1620nmの広範囲から最大100nmを選択可能で,モードホップフリー/シングルモード発振,波長掃引機能,Fine tuning機能,フィードバック制御によるパワー可変機能等の基本性能を備える。光通信の光部品評価現場,R&Dなど様々なアプリケーションに適しているという。