シャープら,太陽光発電の余剰電力買取を開始

シャープエネルギーソリューションは,丸紅ソーラートレーディングと協業し,太陽光発電システムの余剰電力買取サービス「SHARPプラン」と,蓄電池の購入者を対象とした「SHARPプラン 蓄電池プレミアム」(蓄電池プレミアム)の提供を2019年11月より開始する(ニュースリリース)。

2009年11月に開始されたFIT(固定価格買取制度)は,余剰電力の固定価格買取期間が10年間に設定され,期間満了を迎える世帯は,2019年11月から12月だけでも約53万件に上る。

これら「卒FIT」を迎える世帯に,余剰電力買取サービス「SHARPプラン」を提供するほか,同社の蓄電池を新規で購入した顧客を対象に,「SHARPプラン」の買電価格に4円/kWhを加えた買電プラン「蓄電池プレミアム」を,同プランの契約より1年間提供するという。

今回の協業では,丸紅ソーラートレーディングは電力の買取業務を,シャープエネルギーソリューションは営業支援業務を担うとしている。

その他関連ニュース

  • 東北大,太陽光発電とEV活用が脱炭素化に貢献と試算 2023年09月12日
  • NTTら,給電能力を有した高速光通信の実証に成功 2023年08月30日
  • 産総研ら,持続的な社会と太陽光発電について提言 2023年05月31日
  • 古河電工,蓄電システムの実証実験を開始 2023年04月04日
  • 東北大,ソーラーEVシティー構想を東南アジアで検証 2023年01月06日
  • 三井化学,多数分散型太陽光発電向け診断サービス 2022年08月03日
  • 金工大,ZEHの経済性評価シミュレーターを開発 2022年06月10日
  • シャープ,実用サイズのフレキシブルPVで32.65% 2022年06月07日