日本板硝子(NSG)は,同社NSG欧州技術センターの年間電力の約3割を供給する太陽光発電設備が,7月4日から稼働開始したと発表した(ニュースリリース)。
同設備には,同社の顧客である米ファーストソーラーの太陽電池パネルが設置され,パネルにはNSG欧州技術センターで開発されたNSGのガラスが使用されている。
英ライトソースBP(エネルギー大手のBPが戦略的に提携した,欧州大手の太陽光発電開発企業)の設備負担による新規設備は,2.29MWpの発電容量を備え,CO2の年間排出量を848トン削減できる見通しという。同社は発電した電力をライトソースBPより購入するとしている。