オプテックスグループは,同社の連結子会社であるオプテックス・エフエーが,平成31年1月4日付で,外径測定器メーカーの東京光電子工業の発行済み株式を100%取得し,子会社化したと発表した(ニュースリリース)。
オプテックス・エフエーは,産業用センサメーカーとして,2002年の設立以来,工場の自動化に貢献する光電センサーや変位センサー,画像センサー,画像処理用LED照明の開発・製造・販売を行なっている。特にレーザー変位センサーにおいては,精度・品質向上が求められる半導体・FPD,電気・電子部品業界用途に向けて,国内外で幅広いラインアップを展開している。
オプテックス・エフエーが子会社化した東京光電子工業は,1969年に創立,測定システムの専門メーカーとして国内で初めてレーザー外径測定器を開発した。レーザーを応用した精密測定を得意とし,レーザーマイクロゲージ,ローラー測定器,光学式露点計を幅広い業界に向けて開発・製作している。所在地は東京都練馬区,資本金は14.4百万円,従業員数10名,売上高は125百万円(平成30年8期実績)。
オプテックス・エフエーは,東京光電子工業を子会社化することにより,非接触での高精度レーザー測定分野におけるラインアップを補完するとともに,両社の技術・販路を融合させることで,国内外での更なる事業拡大を図っていくとしている。