ネオアークは「光とレーザーの科学技術フェア2018」にて,レーザーを用いた面内速度センサを参考出展している(ブースNo.F-13 展示会HP)。
これはベルトコンベヤーなどのラインの速度を監視する目的で開発している手のひらサイズのセンサ。780nmの可視光と赤外光の中間となる波長のレーザーを用いて,ドップラー効果を用いて速度を検出する。
対応速度として3m/sec程度を想定しており,高時間分解能によって検出した速度を制御側にフィードバックすることで,ラインの速度を一定に保てるようにできるとしており,工場のIoT化に適したセンサとなっている。
手のひらサイズで,レーザーによる非接触計測を行なうセンサーとしては初の製品となる見込みで,会期中において多くの関心を寄せられているという。現在のところ細かい仕様などは未定だというが,同社ではこのセンサをできれば年内に発売したいとしている。