シーシーエスは,2018年10月22日,仏EFFILUXSAS(Effilux)の発行済み株式を100%取得し,子会社化したと発表した(ニュースリリース)。
同社は,1993年の設立以来,照明および電源の開発・製造・販売を行なっているマシンビジョン(画像処理)用LED照明メーカー。顧客の検査環境に応じて最適な照明を提案する「ライティングソリューション」を様々な分野へ展開する。
近年では様々なカメラメーカーやレンズメーカーと連携し,顧客の要望に応じた機器選定および設定を最適化するソリューションの提案にも注力する。また,2004年には販売子会社のベルギーCCSEuropeN.V.を設立し,欧州のマシンビジョン業界においても高いシェアを獲得している。
Effiluxは,フランスと販売子会社のあるドイツにおいて,ファクトリーオートメーションにおけるマシンビジョン(画像処理)用LED照明の開発・製造・販売を行なう。現地ニーズに対応した幅広い製品ラインアップと,顧客の要望に応じて製作するカスタム品に強みを持ち,エンドユーザーへの直接販売も多いという。
シーシーエスは,今回のEffiluxの子会社化によって,ラインアップの相互補完によって製品力を強化し,両社の販路を積極的に活用して,海外マシンビジョン事業のさらなる成⻑を加速するとしている。