QDレーザは,網膜走査型レーザーアイウェア「RETISSAⓇDisplay」の店頭受注を開始した(ニュースリリース)。
この製品は、三原色レーザ光源からの微弱な光と高速振動する微小な鏡(MEMSミラー)を組み合わせ,網膜上に映像を描き出す特許技術である「VISIRIUMⓇテクノロジ」を採用したヘッドマウントディスプレー。
眼鏡型のフレームに内蔵された超小型プロジェクターから,片眼の視野中心部(水平視野角約26度、アスペクト比16:9)に,HDMI 端子で接続できる機器からのデジタル映像を網膜に直接投影することができる。
装着者の視力(ピント調節機能)やピント位置に影響を受けにくく,また背景と投影映像のピントずれがない,新たなAR(拡張現実)体験が可能となるという。
同製品の店頭受注は10月25日から,全国30拠点にて(一部店舗は12月より)開始する。各店舗にデモ機を設置し,購入前に体験できる。注文製品の引渡しは12月以降の見込み。