エドモンド・オプティクス・ジャパンは,「TECHSPEC® 耐久化ブルーシリーズ M12 μ-Videoレンズ」の発売を開始した(ニュースリリース)。
このレンズは,高解像力デザインを備え,マシンビジョン用途に最適化されている。計測やゲージ,3Dビジョンやロボット工学,センシングや自動運転技術,更にはオブジェクトトラッキングといったキャリブレーションのとれたイメージングアプリケーションに適しているという。
安定化目的の耐久化が行なわれており,レンズを損傷から防ぐ。また,マシンビジョン用アプリケーションにおいて一般的に起こり得る,衝撃や振動時の画素シフト低減と光学的ポインティング安定性の維持を実現する。
複数枚の精密ガラスレンズ素子で構成されており,各レンズ素子が小型のアルミ鏡筒内に接着固定されている。ガラスレンズ素子の接着固定により,微細な振動も抑えられ,システム内の画素シフトを最小化する。
更に,強い振動や衝撃の後でも物体のイメージマッピングが維持されることにより,画面中心にマップされた被写体の中心部は,同じ位置で常にマップされることとなる。
M12 x 0.5のSマウントが使われており,F2.5~F8.0までの絞り範囲と,3~25mmまでの焦点距離オプションをラインナップ。欧州RoHS指令に適合し,1/3型の許容最大カメラフォーマットと,100~400mm,または150~400mmの作動距離を備える。