京セラと東京センチュリーが共同出資する京セラTCLソーラーは,千葉県市原市に建設していた日本最大の水上設置型太陽光発電所である「千葉 · 山倉水上メガソーラー発電所」が完成し,3月20日に竣工式を行なった(ニュースリリース)。
このメガソーラー発電所は,千葉県水道局が管理する工業用水専用の山倉ダムの水面約18万m2に京セラ製太陽電池モジュール50,904枚を設置し,年間予想発電量は約1,617万kWh(一般家庭約4,970世帯分の年間電力消費量に相当)となる見込み。発電した電力は,全量を東京電力エナジーパートナーへ売電する。なお,この発電所は3月5日より運転を開始している。
京セラTCLソーラーは,2012年8月の設立以来,この発電所を含めて全国で61ヵ所,合計約184.7MWの太陽光発電所を開設した。この内,水上設置型発電所はこの発電所で7ヵ所目となる。