米TriLuminaは,Consumer Electronics Show 2018(CES,2018年1月9日~12日 ラスベガス)で,940nm VCSELモジュールの使用例を紹介する(ニュースリリース)。
このモジュールを搭載した新しいソリッドステート3D LiDARシステムを,ウエストゲートホテルのスイートルームとLeddar Ecosystem Pavilionで展示する。
新規LiDARシステムは,LiDARを開発する加LeddarTechの3D LiDARプラットフォームに同社の照明技術を統合したもの。Leddarのデジタル信号処理アルゴリズムを活用して最適化したことで,信頼性の高い高性能で低コストのソリッドステートLiDARソリューションを迅速に提供し,ADASおよび自律駆動アプリケーションのマスマーケット展開を加速する。
同社の3Dセンシング用モジュールも,Westgate hotelにて展示する。高密度VCSELアレーにより,低コストで高性能な照明を実現し,3Dセンシングにおける無数のアプリケーションを実現するとしている。
特許取得済みのモノリシックマイクロレンズは,民生用および産業用アプリケーションのサイズとコストを大幅に削減する。このモジュールは,ToF型,フラッシュ型または3Dスキャンなどのアプリケーションで使用できるという。
同社では,特許を取得したバックエミッションのフリップチップVCSELアレーとドライバ回路を使用して,高効率/高性能の照明ソリューションを提供している。