日本レーザー,FRP等の光非破壊検査装置を発売

日本レーザーは,米国General Phoronics社の新製品で,FRPの定量的な評価検査に適した光非破壊検査装置「OTS-1000」の販売を開始した(ニュースリリース)。

この製品は,複合材料やプラスチックの表面および表面下の欠陥を測定し,品質を評価する非破壊評価(NDE)システム。FRPをはじめとする複合材料を,高速,高分解能(横方向)かつ非接触に定量分析できる。

紫外(FUV〜NUV),可視,または赤外(NIR〜FIR)波長域において減衰の低い材料の検査に適する。超音波検査(UT)法と異なり,カップリングや高度なエレクトロニクスを必要としないシンプルな設計を特長とし,迅速な測定と大幅なコスト削減が図れる。また付属のソフトウェアは,サンプルの断面における剥離の数など,欠陥に関するより詳細な情報を提供する。

定量的非破壊検査が可能な対象は,亀裂および剥離(衝撃による損傷など),疲労劣化,熱ダメージ。アプリケーションとして,含有物の検出,硬化の品質管理,厚さ/寸法の安定性測定,コーティング検査,ボンディング品質検査,多孔率推定など。

価可能な材料例として,繊維強化ポリマー複合材(ガラス,アラミドベース等),プラスチック,非晶質固体(ガラス,石英等),半導体,クリスタルなどがある。

主な仕様は,
・使用波長(ユーザー選択指定)赤外光:1060nm/1310nm/1550nm,可視域:400nm~700nm
・コリメートされたビーム直径:<1mm ・レーザー出力:≧5mW(より高出力提供可) ・サンプルの厚さ:最大7cm(サンプル,波長などにより異なる) ・横方向分解能:100μm(サンプル,波長などにより異なる) ・走査速度:200mm/s ・走査範囲(ガントリー移動範囲):20.32×40.64cm/40.64×40.64cm40.64×81.28cm

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