旭硝子は,2015年に発売したテレビ向け導光板用ガラス「XCV™(エクシーブ)」を改良し,世界最高水準の光透過性能を実現した。併せて,大面積ガラスの効率的生産に適したフロート法による大量生産を本年8月より開始する(ニュースリリース)。
近年,スタイリッシュな部屋にマッチする大画面フレームレス・テレビで「部屋にとけ込む鮮やかな映像を絵画や風景のように楽しみたい」というニーズが増えている。大画面でありながらフレームレス構造を実現する剛性と,高輝度画面にも対応可能な耐熱性を兼ね備えた厚さ1.8mmのガラス導光板「XCV™」を従来の樹脂製導光板に代えて使用することで,テレビはスタイリッシュな部屋に映える存在に生まれ変わる。
同社は液晶パネルメーカー最大手のLG Displayを初めとする顧客へ,この製品を供給するとしている。