コニカミノルタとパイオニアは,2017年6月1日付で,有機EL照明事業に関する合弁会社「コニカミノルタ パイオニア OLED株式会社」を設立したと発表した(ニュースリリース)。資本金は4.9億円,出資比率は50%ずつとなっている。
新会社では,両社の有機EL照明事業における事業企画,商品企画,商品開発,生産技術開発及び販売を行ない,同事業を推進していく。
また,コニカミノルタの保有する「ロール・ツー・ロール方式のフレキシブルパネル製造装置及び量産技術」,パイオニアの保有する「有機ELパネルの量産および市場導入実績と,カーエレクトロニクスOEMビジネスのノウハウ」といった両社の強みによるシナジーを発揮していく。
両社は,今回の新会社設立により,これまで取り組んできたインジケーター用照明,広告用照明,美容照明,医療照明に加え,新たな領域である車載用照明で,有機EL照明事業の立ち上げを加速する。