オスラム,顔認識用赤外LEDをラインナップ

オスラム オプトセミコンダクターズは,顔認証に特化した設計の生体認証セキュリティ向け「Oslux」ファミリーを拡大する(ニュースリリース)。

顔認証は高度な生体認証のセキュリティ方式とされている。このシステムはユーザーの顔を記録し,顔の表情と無関係に特徴を検知する。しかし,これらの特徴を高精度かつ確実に認証するには,ソフトウェアに高品質な画像が求められる。つまり,顔を明るくかつ均一で影無しに照射すること,さまざまな照射条件下で機能する必要がある。

今回開発した赤外LEDは,低背型設計にも関わらず,狭角放射を可能にし。この角度は生成された光を照明が必要なポイントに正確に照射する。技術的には,内部リフレクタと特別に改良された内蔵レンズに基づいており,コンポーネント表面はフラットとなっている。

「SFH 4796S」は顔認証システムに最適な放射角±40°を持つ。内部リフレクタおよびレンズにより,この赤外LEDは極めて均一な顔への照射を実現している。ナノスタック技術採用の高効率チップがベースになっており,駆動電流1A時の光出力は800mW で,顔認証用途に充分な照射を確実にしてる。

放射強度は550mW/sr。コンポーネントの高さは1.4mm,フットプリントのサイズは3.5×3.5mm2。波長850nmの光はユーザーには眩しくなく,弱い赤色発光として認識されるのみで,顔認証機能が動作していることが判る。カメラセンサーの感度は,このスペクトル域では依然として良好だとしている。

キーワード:

関連記事

  • 日亜化学、植物育成用LEDで園芸売り場の商品ロス削減・売上増を確認 

    日亜化学工業は、植物育成用LED「Hortisolis™」を搭載した照明を園芸売り場に設置して実証試験を行ない、植物の廃棄削減と売上向上を確認した(ニュースリリース)。 小売店の園芸売り場では、自然光が十分に得られないこ…

    2026.10.08
  • 【解説】半導体を支える「光」 熊本県立大の新学部から見る半導体とフォトニクスの接点

     熊本県立大学は2026年9月1日、文部科学大臣から「半導体学部半導体学科」の設置認可を受けた(ニュースリリース)。2027年4月に開設し、1学年60人、教員16人体制で半導体分野の人材育成に取り組む。  「半導体学部」…

    2026.09.23
  • サンセントジャパン、世界で展開するLED車載照明ブランド「SEALIGHT」が日本市場へ参入

    自動車関連パーツ類を手掛けるサンセントジャパンは、自動車用LED照明を中心に展開するグローバルブランド「SEALIGHT」の日本作業本格参入を発表した(ニュースリリース)。 近年、日本では夜間走行時の安全性への意識が高ま…

    2026.07.28
  • 阪大と立命大、AlGaNで多色発光LEDを実証 ディスプレイの小型・高精密化に期待

    大阪大学と立命館大学は、希土類元素のテルビウム(Tb)を添加した窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)を用いて、室温で動作する多色発光LED(青・緑・黄・赤)の実証に成功した(ニュースリリース)。 現在、注目されている「…

    2026.07.23
  • DNP、輝度を最大約3倍に高めた高視認性パターンライトを発売

    大日本印刷(DNP)は、従来品と比べて輝度を最大約3倍に高めた小型照明装置「DNP高視認性パターンライト 固定設置タイプ」を開発し、2026年7月から試験販売を開始する(ニュースリリース)。明るい屋内施設や寒冷地などで、…

    2026.07.13

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア