エプソンは,ホームシアタープロジェクターの新商品として,レーザー光源と反射型液晶パネルを採用するとともに,4K・HDRに対応した「EH-LS10500」を12月より発売する(ニュースリリース)。オープン価格。
4Kエンハンスメントデバイスで1画素を斜めに0.5画素シフトさせ,縦横の解像度を実質2倍にする,同社独自の4Kエンハンスメントテクノロジーにより4K相当の解像度を実現した。
また,HDR入力信号の表示に対応し,従来規格では表現できなかった明るさのピークから,暗部への豊かな階調表現が可能になった。
レーザーダイオードを光源に採用。レーザー光源は光の出力制御が自由にできるため,映像の入力信号に合わせて,遅延のないリアルタイム調光が可能。光源をオフにすることで1,500 lmから全黒0 lm(ルーメン)を瞬時に実現でき,ダイナミックコントラストは無限となる。
また,レーザー光源は色の再現力にも優れ,DCI・Adobe® RGBをフルカバーする広色域を実現した。寿命は30,000時間(明るさ切替「低」時)。反射型液晶パネル「3LCD Reflective Panel」の採用で,高いネイティブコントラストと画素感のギャップのない滑らかな映像を可能にした。
画像の解像感をアップさせる「超解像」や映像の明暗を強調し,質感や素材感を整える「ディテール強調」が,きめ細かな肌の質感まで再現。また,前後のコマから中間のコマを自動生成して補間する「フレーム補間」が,動きの速い動画を滑らかに再生する。