NHKら,多量の動画を効率的に見る技術を開発

NHKと米MIT Media Labは,テレビ番組や映画などの一つの映像を何百個もの大量の動画に時分割し,すべての動画を同時に再生する新しい映像表現技術 “8K Time into Space”を開発した(紹介ページ)。

これは,長時間の番組をたくさんの短い動画に区切り,8Kディスプレー上に並べて同時に再生することで,全体としてどのような番組かが一目で分かるというもの。これにより,大量の映像コンテンツを効率的に見ることができるという。

ハイビジョンの16倍の解像度を持つ8Kは高精細で一覧性が高いため,たくさんの動画を並べても一つ一つの動画の細かい部分までもはっきりと見ることができる。

今回,静止画を連続表示して動画として見せるしくみと再生処理を軽くする技術を開発したことにより,映像の長さや分割する数に関わらず15fps以上の速度でスムーズに再生できるようになった。

また,8Kにタッチインターフェースを導入することにより,簡単なタッチ操作だけで番組全体と一部のシーンを自由に行き来しながら番組を楽しむ新しい視聴スタイルを実現する。

この技術はあらゆる映像に対応できる上,Webアプリケーションとして実現している。汎用性が高く,デジタルサイネージや防犯システムなど様々な応用が期待できるとしている。

その他関連ニュース

  • NHKとJAXA,火星探査機用8Kカメラを完成 2024年05月09日
  • アストロデザイン,8Kマルチパーパスカメラを発売 2024年01月10日
  • OISTら,タコの動的睡眠の性質を8Kで明らかに 2023年06月29日
  • OIST,高解像動画とAIでイカの擬態を解析 2023年06月29日
  • アストロデザイン,色域評価システムを発売 2022年05月24日
  • SMJら,構造色を8Kの3DCGで表現する手法を開発 2022年03月14日
  • 2030年TV世界市場,43.4%増の24兆9,700億円 2022年01月25日
  • 国がんら,8K遠隔腹腔鏡手術の有用性を確認 2021年11月02日